Q ＆ A

まず、お客様の状況とニーズに応じて、第三者の立場で、お客様にとって最適な投資運用口座(注)
についてアドバイスさせて頂きます。
お客様がその口座を開設したい場合、その手続きについて説明またお手伝いをさせて頂きます。

お客様が口座を開設した後、その中の資産をどのように運用するかを随時アドバイスさせて頂きます。
必要な各種手続きについても説明または手伝うことをさせて頂きます。
（注）基本的に信用度が高い金融会社にしかお勧めしないことが弊社のポリシーです。

どのような投資でもリスクが伴うが、重要なのはリスクをコントロールする努力です。
一つのカゴに全ての卵を入れておいた場合、そのカゴを落とすと全ての卵が割れてしまいますが、
いくつかのカゴに分けて入れておけば、1つのカゴを落としても他の卵は割れないという話であります。

国内に投資するだけの場合、投資パフォーマンスの善し悪しがすべて国内の景気にかかる可能性が高いです。
国内景気が悪い場合、惨憺たる思いをした投資家がたくさんいると思います。
これは、一つのカゴに全ての卵を入れておいた場合と同じです。

グローバル分散投資をする場合、世界中の国々に分散して投資します。
また、投資対象は株だけではなく、債券、不動産、資源、貴金属、ETF、ヘッジファンドなど多岐に亘ります。
一つの国の景気が悪いでも、あるいは一つ種類の投資対象が駄目でも、ほかの国、
または他の投資対象が良ければ、全体の投資パフォーマンスを守られる可能性が高いと思われます。
これは卵をいくつかのカゴに分けて入れておけることと同様の効果が得られます。
従って、分散投資が集中投資よりリスクが確実に減ります。

すごく答えし難い質問ですが、以下の幾つの観点から答えたいと思います。
短期投資の場合、特殊の一時要因で投資対象の価格は上下が激しい時がよくあります。
従って、その時の投資成果が全く予想不可能だ、と思います。

長期投資、しかも分散投資の場合、一時的な要因や個別的な要因などは、ほとんど集約され、
中和され、投資結果が基本的に世界経済のトレンドについていくことになります。
その意味で、世界の経済発展と富の増加に似たような投資成果を得られます。

全世界の富がどのくらいのスピードで増えますか？2010年にクレディ・スイス銀行が試算しました。
2000年から2010年までの10年間で世界の富が72%増加しました。
また彼らの予想では、2010年から2015年までの5年間で61%増えます。

以上の議論を踏まえると、長期分散投資の成果は年率6-8%位であるのでは、と考えております。